平成28年度 出水総合医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

 年齢階級別患者数は、当院を退院した患者の年齢を10歳刻みで集計したものです。
 年齢は入院日の満年齢となります。

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 136 67 42 71 72 173 497 614 942 324
 当院では、70歳以上の患者は1,880人で全体の63.99%を占めています。60歳代は497人となっており、この人数も含めると2,377人で全体の80.91%になります。
 当院の入院患者は、約8割が60歳以上の方が入院していることがわかります。また平均年齢は69.99歳となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

  診療科別に症例数の多いDPCコード(14桁)の上位5症例について、それぞれの平均在院日数、平均年齢を示したものです。それぞれの診療科がどのような疾患を多く診療しているかを知ることができます。

 ◆DPCコード(14桁)
   診療群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばDPCコードは異なります。

 ◆名称
   どのような病気と治療方法で分類されているかを表します。

 ◆平均在院日数(自院)
   病院に入院していた日数(在院日数)の平均値です。

 ◆平均在院日数(全国)
   厚生労働省より公表されている平成28年度における全国のDPC対象病院の在院日数の平均値です。

 ◆転院率
   該当する症例数のうち、当院から他の病院に移動して継続入院(転院)することとなった患者の割合です。

 <表示診療科>
   総合内科・小児科・外科・整形外科・脳神経外科・消化器内科・循環器内科・腎臓内科

 ※10症例未満は個人情報保護のため表示していません。

総合内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 43 21.40 21.25 32.56% 85.21
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病あり 20 23.65 12.43 40.00% 84.55
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎 75際以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 重傷度1 12 21.08 13.60 33.33% 83.58
100380xxxxxxxx 体液量減少症 11 8.55 9.33 18.18% 79.55
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎 75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 重傷度2 10 13.50 15.29 20.00% 82.00
 当科では、内科系疾患全般を担当しています。入院加療を行う疾患では発熱疾患が多く、なかでも誤嚥性肺炎や肺炎、急性腎盂腎炎が多くなっています。それぞれの平均年齢は82~85歳で脳梗塞後遺症などの基礎疾患がある方が多いため治療期間も長く、また加療後も自宅退院が困難で療養型病院等への転院が多い傾向にあります。誤嚥性肺炎、肺炎の症例が総合内科全体の約39%を占めています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 32 5.94 6.02 0.00% 1.16
0400801199x00x 肺炎等(市中肺炎 1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 27 6.52 5.79 0.00% 5.30
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 19 5.74 6.42 5.26% 4.79
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 14 4.50 5.50 0.00% 6.00
030270xxxxxxxx 上気道炎 4.83
 小児科では、気管支炎、肺炎、喘息といった小児呼吸器疾患治療のための入院が多いです。出水郡内で小児入院の受け入れができる病院は当院のみであり、近くの病院から入院目的紹介が多くあります。入院後は急性期治療を行い退院後フォローはかかりつけ医にお願いしています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 11.30 9.08 4.35% 71.30
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)等あり  18 6.28 5.60 0.00% 27.44
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等あり 手術・処置2なし 副傷病なし 12 11.50 7.61 0.00% 56.92
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等あり 12 8.50 6.82 0.00% 64.83
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く) 手術なし 放射腺療法あり 10 15.30 24.03 60.00% 74.50
 外科では、腸閉塞の症例が最も多くなっています。このDPCコードには、手術後のイレウスや術後癒着性イレウスの症例が、23人のうち19人含まれています。治療は保存的治療になります。
 次に多いのは急性虫垂炎で虫垂切除術の手術を行っている症例です。18人中16人は腹腔鏡下での手術を行っています。また、胆石性胆のう炎や胆のう結石症の患者に対しても腹腔鏡下での手術を行っています。
 また、癌に対する化学療法もガイドラインに沿って積極的に行い、放射線治療も行っています。また癌末期の緩和ケアにも取り組んでいます。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術(肩、股)等あり 65 63.83 27.63 30.77% 86.82
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし 副傷病なし 57 52.74 20.57 12.28% 80.91
070343xx99x01x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 21 20.00 18.36 23.81% 84.10
160800xx99xx0x 股関節大腿近位骨折 手術なし 副傷病なし 16 44.50 15.97 31.25% 78.56
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 15 48.60 20.45 6.67% 71.67
 整形外科では、大腿骨骨折の手術目的で入院される症例が最も多く、次に腰の骨折治療となっています。平均年齢が80歳以上となっており、高齢の患者が転倒等で骨折されると在院日数も長くなります。全国の平均在院日数に比べて自院の平均在院日数が長くなっていますが、これは、当院には「回復期リハビリテーション病棟」があり、急性期治療終了後の患者のADL向上のために、当該病棟に移り集中的にリハビリが行われているためです。ここでの入院日数も含めているので長くなっています。大腿骨骨折は保存的目的で入院されている患者も16症例あり、こちらも回復期リハビリテーション病棟に移り集中的にリハビリが行われるため在院日数が長くなります。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
010060x2990401 脳梗塞(発症3日以内 JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし エダラボンあり 重傷度1 27 32.37 16.54 18.52% 68.44
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 11.48 7.12 9.52% 53.62
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 52.75 19.35 25.00% 71.45
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 22.55 9.87 25.00% 79.50
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 9.44 7.52 6.25% 58.44
 脳神経外科では、脳梗塞治療の症例が上位となっています。脳梗塞の症例は117件となりますが、脳梗塞の診断群分類は発症時期、JCS、手術・処置、副傷病名、重症度等で細かく分かれるため上位になる症例数は少なくなります。全国の平均在院日数に比べて自院の平均在院日数が長くなっていますが、これは、当院には「回復期リハビリテーション病棟」があり、急性期治療終了後の患者のADL向上のために、当該病棟に移り集中的にリハビリが行われているためです。ここでの入院日数も含めているので長くなっています。
 非外傷性頭蓋内血腫には被殻出血、視床出血、脳皮質下出血などの脳内出血が含まれます。
 頭蓋・頭蓋内損傷には頭部外傷後の外傷性慢性硬膜下血腫や頭部外傷による外傷性くも膜下出血や脳挫傷などが含まれます。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 33 13.61 11.06 0.00% 70.88
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 24 19.38 21.25 37.50% 83.54
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術あり 手術・処置等2なし 22 11.00 9.02 0.00% 72.05
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 9.86 9.08 0.00% 78.05
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 18 10.11 7.89 0.00% 75.11
 消化器内科では、胆管結石、胆管炎の手術ありの症例が最も多くなっています。胆石によって胆管が閉塞したり炎症を起こした場合に、ステントを入れ胆汁の流れを良くしたり、胆石を取り除くなどの治療を内視鏡を用いて行っています。次に誤嚥性肺炎の患者が多く、平均年齢も高齢であり自宅退院が難しく、転院率も高くなっています。次に早期胃癌に対する早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術を行っている症例が多く、次に腸閉塞や憩室性疾患の保存的加療の症例が多いです。
 また大腸ポリープに対して、短期入院にて内視鏡的にポリープを切除する手術を22件行っていますが、こちらはDPC対象外になりますので集計から外れています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 心臓カテーテル法による諸検査あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 84 3.67 3.06 1.19% 70.90
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 75 4.88 4.71 0.00% 69.72
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 35 17.71 17.95 28.57% 86.83
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 31 9.19 7.82 16.13% 75.97
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼却術あり 手術・処置等2なし 28 6.54 5.51 0.00% 68.11
 循環器内科では、狭心症などに対する心臓カテーテル検査のための検査入院が最も多くなっています。次に多いのは狭心症に対して、経皮的に冠動脈の狭窄をバルーンで拡張する治療や再狭窄を防ぐためにステントを留置する治療目的の入院になります。
 当科では平成28年7月より、時間外における緊急カテーテル検査の受け入れ体制も整えています。
 平成28年からは不整脈に対して経皮的カテーテル心筋焼灼術の治療も行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷なし 10 7.70 12.43 0.00% 81.50
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 12.84
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等あり 手術・処置等2なし 3.44
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 経皮的針生検法 副傷病なし 7.58
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 21.25
 腎臓内科では、慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群に対する腎生検やステロイド加療の症例、急性腎障害に対する診断や全身管理目的の症例、末期腎不全に対する内シャント設置術の症例、透析患者の透析シャント狭窄・閉塞に対する血管内治療の症例、透析患者の合併症治療の症例、腹膜透析患者管理目的の症例、多発性嚢胞腎に対するトルバプタン導入の症例、急性腎盂腎炎や尿路感染症の症例、電解質異常の症例等、さまざまな症例を診ているため、DPCコード毎の患者が多岐にわたっており、上記表に反映されにくくなっております(例:腎臓内科症例数127件中慢性腎臓病28件)。慢性腎炎から末期腎不全まで管理できる体制を整えています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

現在、日本で最も罹患率の高い5つのがん(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)の患者を病期(ステージ)ごとに分け、初発のUICC(国際対がん連合)病期分類別、および再発に分けて集計しています。

 ◆初発とは
   当院において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した患者になります。

 ◆再発とは
   当院・他院を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした患者になります。

 ◆UICC病期分類・癌取扱い規約とは
   がんの進行度を一定の基準を設けて分類する方法です。腫瘍の大きさ、リンパ節にどれくらい転移しているか、他の臓器や組織に転移しているかという3つの基準を元に分類し、さらに各がんを4病期(ステージ)に分類するものです。
   当院では、UICC病期分類(7班)で判定しています。

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 28 11 1 7
大腸癌 62 23 13 1 7
乳癌 1 7
肺癌 1 7
肝癌 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※10症例未満は個人情報保護のため表示していません。
 初発患者で多いのは、大腸癌と胃癌です。大腸では、診断された時点で進行がんの患者が多くなっています。胃癌では、早期であるⅠ期と進行癌であるⅣ期の患者の割合が多くなっています。Ⅰ期では多くの症例が内視鏡的切除術を行っています。
 再発では大腸癌と胃癌が上位になっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

成人(20歳以上)の肺炎患者について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。重症度は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)より分類しています。

 ◆市中肺炎とは
   日常生活の中(病院外)で発症した肺炎を指します。

 ◆肺炎の重症度分類(A-DROPシステム)集計方法とは
   ①男性70歳以上、女性75歳以上
   ②BUN 21mg/dL以上または脱水あり
   ③酸素飽和度 90%以下
   ④意識障害(肺炎に由来する)
   ⑤血圧(収縮期) 90mmHg以下

 ※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。

  軽症:0点の場合。
中等症:1~2点の場合。
  重症:3点の場合。
超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。
  不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 13 7.54 56.77
中等症 93 16.48 81.13
重症 19 16.63 82.89
超重症
不明

※10症例未満は個人情報保護のため表示していません。

 患者数では、中等症の割合が最も多く、全体の約70%を占めています。中等症から超重症では平均年齢が80歳以上になっており、年齢が上がるごとに重症化していることが分かります。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード

 脳梗塞等の分類にあたる患者をICD10コード別に患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。

 ◆ICD10とは
   国際疾病統計分類に基づいて、様々な傷病名をアルファベットと数字を用いたコードで表しています。全ての病気やけがは必ずコード化されています。

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内~その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内~その他
I63$ 脳梗塞 3日以内~その他 134 36.77 76.97 24.63%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内~その他 12 19.00 70.67 0%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内~その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内~その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内~その他

※10症例未満は個人情報保護のため表示していません。

 当院では、脳梗塞に分類される患者が多く占めています。また発症日をみると発症してから3日以内の急性期脳梗塞治療の患者が特に多くなっています。脳梗塞の治療は緊急を要します。当院では急性期脳梗塞患者に対するtPA静注療法を行える治療体制を整えています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

 診療科別に手術症例数の多い主要手術の平均術前日数、平均術後日数などを示したものです。

 ◆Kコードとは
   手術術式コードの名称になります。

 ◆名称とは
   手術術式コードの名称になります。

 ◆平均術前日数とは
   入院日から手術日までの日数の平均になります。手術日当日は含まれません。

 ◆平均術後日数とは
   手術日から退院日までの日数の平均になります。手術日当日は含まれません。

※10症例未満は個人情報保護のため表示していません。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 43 1.12 6.12 0.00% 70.21
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 28 4.82 11.50 7.14% 63.11
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 16 1.06 4.44 0.00% 27.13
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術)
K7161 小腸切除術(悪性腫瘍手術以外の切除術)
 外科では、鼠径ヘルニアに対して行うヘルニア手術(鼠径ヘルニア)が多いです。手術後日数は約1週間で全ての患者が自宅退院となっております。次に多いのは胆のう結石や胆石性胆のう炎に対して行う腹腔鏡下胆囊摘出術です。また、急性虫垂炎に対して行う腹腔鏡下虫垂切除術行っており、全ての患者が手術後5日以内に自宅退院となっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K0461 骨折観血的手術(大腿) 46 5.65 52.43 34.78% 87.02
K0811 人工骨頭挿入術(股) 22 7.86 70.95 22.73% 85.59
K0462 骨折観血的手術(前腕)
K0732 関節内骨折観血的手術(足)
K066-21 関節鏡下関節滑膜切除術(膝)
 整形外科では、大腿骨骨折が最も多く、手術件数でも骨折観血的手術(大腿)や人工骨頭挿入術(股)が最も多いです。2つの手術で全体の約62%を占めています。平均術後日数が長いのは、術後は回復期リハビリ病棟へ移り、当院で継続してリハビリ治療を実施しているためです。また当院では、平日だけに限らず土曜・日曜・祝日を含めた365日体制でリハビリを提供しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 18 3.56 20.78 27.78% 77.94
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(硬膜下のもの)
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈)
K1742 水頭症手術(シャント手術)
 脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対して頭蓋骨から穿頭して行う慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が多いです。次に多いのは、急性・慢性硬膜下血腫に対して行う頭蓋内血腫除去術、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血や未破裂脳動脈瘤に対しての脳動脈瘤頸部クリッピング術、内頚動脈狭窄症に対して行う動脈血栓内膜摘出術(内頚動脈)の手術になります。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 81 1.65 2.77 0.00% 70.73
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 22 1.50 2.86 0.00% 66.50
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 11 2.64 12.73 18.18% 80.45
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの)
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術
 循環器内科では、狭心症や心筋梗塞などに対して行う経皮的冠動脈ステント留置術が多いです。次に多いのは不整脈に対して行う経皮的カテーテル心筋焼灼術になります。また、洞機能不全症候群や房室ブロックに対して行うペースメーカー移植術(経静脈電極)を行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 25 1.80 1.56 0.00% 67.24
K6532 内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 21 1.10 8.95 0.00% 73.14
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 21 1.67 15.57 9.52% 77.14
K654 内視鏡的消化管止血術 14 0.21 14.50 7.14% 70.71
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 14 5.21 12.14 28.57% 82.14
 消化器内科では、大腸ポリープなどに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、72%の患者が手術翌日に退院となっています。次に多いのは早期胃癌に対する内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術が多く、ほとんどの症例が入院翌日に手術を行い、術後も短期間で退院可能となっています。また、胆管炎や癌による閉塞性黄疸に内視鏡的胆道ステント留置術を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 12 0.00 1.42 0.00% 70.67
K610-3 内シャント設置術
K664 内シャント血栓除去術
 腎臓内科では、長い間シャントを使って透析をしている間に、シャントが狭窄・閉塞を起こした場合に経皮的シャント拡張術・血栓除去術が行われています。平均術前日数が0日となっていますが、これは透析中にシャント狭窄や閉塞が見つかり、外来よりすぐに入院となり手術を行う症例と、予定入院で入院当日に手術を行っているためです。 
 次に多いのは内シャント設置術です。慢性腎不全が進行し末期腎不全になると血液維持透析が必要になり内シャント設置術を行います。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

 医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症を発生率で示したものです。

 ◆DICとは
   播種性血管内凝固症候群といい、様々な重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる状態です。

 ◆敗血症とは
   血液が細菌に感染することにより、全身に炎症を起こす病気です。肺炎や尿路感染、腹膜炎悪性腫瘍などが原因となります。

 ◆その他の真菌症とは
   真菌とはカビのことです。様々な種類がありますが、皮膚では代表的な水虫があります。体内に入っても害になることはありませんが、体の免疫機能が低下していると健康を害することもあります。

 ◆手術・術後の合併症とは
   手術や処置などの後、それがもとになって起こりえる病気のことです。

 ◆入院契機病名との同一性とは
   入院の契機である病名と入院中の主な治療目的の病名が同一か否かということです。

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 10 0.33%
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 26 0.86%
異なる

※10症例未満は個人情報保護のため表示していません。

 手術・処置等の合併症については、全症例が入院契機病名と同一の症例となりました。内訳としては、透析シャント狭窄・閉塞の患者が14件で全体の53%を占めています。
 播種性血管内凝固症候群については、DPC病名と入院契機の傷病名が異なることから、入院契機である基礎疾患を原因として播種性血管内凝固に至ったと思われます。
更新履歴
2017/9/29
平成28年度病院指標を公開しました。